北九州市平和のまちミュージアム

本日、2023/4/19で、北九州市小倉に「北九州市平和のまちミュージアム」が完成して一年になります。

 2017年に「GHQが撮影した徳養寺」というブログの記事などで、終戦直後の徳養寺本堂が写った写真がアメリカの国立公文書館で発見されたことをお伝えしました。その折、記事では、当時はまだ建設の検討中であった「北九州市平和のまちミュージアム」での展示を視野に入れて行われた資料調査の中でこの写真が見つかったと紹介しました。

 で、すっかりと紹介が遅れてしまったのですが、この「北九州市平和のまちミュージアム」で、八幡大空襲の後、焼け野原の中にぽつんとたたずむ徳養寺本堂が写った写真も展示されております。写真は、「広がる戦争と空襲」というコーナーの中の、「八幡の空襲」というパネルと、「アメリカから見た空襲」というタッチパネルで見ることができます。(以下の写真は住職が昨年6月に行った際に撮影したもの)

 ちなみに、北九州市平和のまちミュージアムでは、開館1周年を記念して、4~8月までの土日祝に来館された方には月替わりでオリジナルポストカードのプレゼントなどを行っているそうですので、この機会にミュージアムを訪れてみてはいかがでしょうか(なお、現在、福岡県在住の小中学生の観覧料は無料です)。プレゼントなどの詳細は、以下のアドレスをご参照ください。https://onl.bz/tvnqPA3

東筑組報恩講参拝スタンプラリーのご案内

10月20日、「近隣のお寺の成り立ちを知る」を開催いたしました。

講座では、 徳養寺の近辺(八幡東区・八幡西区・戸畑区・若松区)にある浄土真宗本願寺派の寺院がどのような歴史的経緯を経て成立してきたかというお話をさせていただきました。

多数の方にご参加いただき、ありがとうございました。

そして、そこでご紹介したお寺での報恩講ほうおんこうシーズンが今年も始まりました!「報恩講」は、親鸞聖人のご命日を縁として営まれる法要で、ここ北九州西部地域では11月上旬~1月下旬ごろにかけて営まれます。

上掲地域にある浄土真宗本願寺派の寺院から成る東筑組とうちくそでは今年も、自分のところだけではなく、色々な他のお寺の報恩講にお参りしようという「参り合い企画」を実施いたします。

6か寺以上の報恩講法要にお参りして、東筑組各寺院で配布されているガイドブックにスタンプを押してもらったら、所属する寺院へとご提出ください。

後日、各寺院を通じて東筑組より記念品が授与されます。

一人でも多くの方のご参加をお待ちしております!

パネル展「八幡の歴史と近代建築」(~2018/10/29)

先日、福岡ひびき信用金庫本店にある「ひびしんギャラリー」に徳養寺本堂の写真が出ていたとの情報をいただきました。

調べてみると、どうやら、「八幡の歴史と近代建築」というパネル展が開催中。西日本工業大学のゼミの成果発表の場のようです。(ギャラリーチラシ

1810_チラシ(圧縮)

会場の「ひびしんギャラリー」がある福岡ひびき信用金庫本店は、ここ北九州にゆかりの深い建築家・村野藤吾氏の設計によるもの。村野藤吾氏はいろいろな賞などを受賞されている大変有名な方で、建築物に興味がない方でも、続きを読む »

江戸の徳養寺   〜OK バブリー!番外編〜

皆様、こんにちは。わが徳養寺の前身である江戸の徳養寺について、だいぶ前にご紹介いたしました(歴史編フィールドワーク編)が、その後の追加情報をなかなか集められないまま年が明けてしまいました。jidaigeki_okappiki[1]関係資料が手元にないため、兎にも角にも東京に行かねばならないのですが、日々の仕事と子育てに追われ、最近は年に1回の帰省(若坊守の実家が東京なので)がやっとのことで・・・と、言い訳はこのくらいにしまして。eto_saru_fukubukuro[1]

じつは、江戸の徳養寺に関連する思わぬネタを入手したので、今日はひとつ番外編としてつらつらとご紹介させていただきたいと思います。。。続きを読む »

寺と教会と私 ~ 鐘の歴史をたどって

先日の記事除夜会じょやえ(除夜の鐘)のご案内をいたしましたが、もうあと二日で今年も終わります。そこで今回はお寺の鐘(梵鐘ぼんしょう)にまつわる豆知識をちょっとご紹介。

徳養寺では通常、朝の6時と夕方の18時に鐘をついています。(法要の際はお昼の12時にもつくんです。)このような“時を知らせる”というお寺の鐘の役割は、ご存知のようにキリスト教の教会の鐘も同様です。ヨーロッパを旅したりしますと、町に響き渡る鐘の音が異国情緒を一層醸し出してくれるような気がします。

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